12月3日、栃木県芳賀郡のツインリンクもてぎで開催されている『Honda Racing THANKS DAY 2017』でジェンソン・バトンとストフェル・バンドーンによるF1トークショーが行われ、バトンが2018年シーズンのスーパーGT GT500クラスにフル参戦すると公表した。
2009年のF1チャンピオンであるバトンは2017年シーズン、マクラーレン・ホンダF1でアンバサダー兼リザーブドライバーを務めたほか、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmにTEAM MUGENからスポット参戦。MOTUL MUGEN NSX-GTを駆って2スティントを担当し、ファンを沸かせた。
3日、もてぎで多くのファンを集めて開催されていたサンクスデーのトークショーでバトンは、「実は大きなニュースがあるんだ。今年の8月にスーパーGTの鈴鹿1000kmに参戦して最高だったから、来シーズンはホンダと契約をしたんだ」と自ら2018年のスーパーGTフル参戦を公表した。
「僕はホンダとの付き合いが長い。2003年からBARホンダで参戦し、2006年で初優勝できた。今年はホンダと一緒に仕事をして(通算で)9年目。2018年で10年目となる。来年はスーパーGTで勝つために、ホンダ、ファンのためにプッシュしていくよ。ガンバリマス!」
まさかのサプライズ発表を会場を訪れたファンからは歓声が上がり、バトンも歓喜の雄たけびを上げた。なお、所属するチームに関しては明言しなかった。
2017年のシリーズ終了後に飛び込んできた、大きな2018年のトピック。早くもスーパーGT開幕が楽しみなところだろう。