ザウバーF1チームが、2018年、「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」として起用するドライバーラインアップを発表するとともに、カラーリングのコンセプトを披露した。
11月29日、ザウバーはアルファロメオと複数年にわたる技術&商業的パートナーシップ契約を結んだことを発表、これに伴い、2日、イタリアのアルファロメオ・ミュージアムで発表会が開催された。フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOセルジオ・マルキオンネ、ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールの他に、FIA会長ジャン・トッドとF1のCEOであるチェイス・キャリーも出席し、F1から30年以上遠ざかっていたアルファロメオの名が戻って来ることを歓迎した。
発表会において、2018年に「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」は、パスカル・ウェーレインに代わってレースドライバーとして、フェラーリのジュニアドライバーであり、2017年のF2チャンピオンであるシャルル・ルクレールを起用し、マーカス・エリクソンが残留し、ザウバーでの4年目のシーズンを迎えることが明らかにされた。エリクソンとシートを争っていた、フェラーリのジュニアドライバー、アントニオ・ジョビナッツィには、6戦にわたりFP1で走行する機会が与えられる。
2018年のザウバーのマシンは、タイトルスポンサーであるアルファロメオのカラーに彩られる予定で、この日の発表会ではホワイトを基調とし、アルファロメオのレッドを用い、大きくロゴが入った初期コンセプトカラーリングが披露された。
ザウバーは来年もフェラーリのパワーユニットを搭載。1年落ちを使用していた今年とは異なり、来年は2018年型を搭載して戦う。