レッドブルのダニエル・リカルドは2019年以降の将来について近いうちに判断を下すつもりはなく、F1では忍耐が重要だと考えているという。
レッドブルでは最近、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが2020年まで契約を延長したが、リカルドは決断を急いではいない。レッドブルとの予備的な交渉はすぐにも始まるかもしれないが、彼は2018年シーズンが本格的に始まってから選択肢を真剣に検討するものと考えられている。
リカルドは2017年シーズン最終戦のアブダビで、自身の契約について以下のように語った。
「これからの数カ月で何かを決めることはないと思う」
「まず2019年に、どのチームが最高のマシンを持つのかをよく知っておきたい。僕は他の皆より賢いふりをするつもりはないし、すべての選択肢を意のままにできるわけでもない。ただ時間は十分にあると考えているんだ」
リカルドは2019年に向け、レッドブルと同様に“他の2チーム”にも注目しているという。
「来年、最も重要なことは高いレベルを保つことだ。それができれば、僕に向けられる関心も高く維持できる。どこと契約するにしても、1年契約にはならないだろう」
「おそらくそのチームは、キャリアの頂点にいる僕を抱えることになる。だからこそ急ぎたくないんだ。僕はその能力を最大限に活かしたい」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、リカルドが依然としてレッドブルの将来の第一候補であると主張する。
「マックス(・フェルスタッペン)と契約延長することは我々にとって重要なことだった。そしてこれからはダニエルと交渉していく。彼は一番の候補だ。しかし我々には代わりの候補もいる」