トップへ

2018年、アストンマーチンが7年ぶりにブランパンGTエンデュランスカップのプロクラスへ参戦

2017年12月01日 18:32  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

ブランパンGTエンデュランスカップのプロクラスに、7年ぶりにアストンマーチンが参戦する
AFレーシングのモータースポーツ部門であるRモータースポーツは、アーデン・モータースポーツとタッグを組んで2018年のブランパンGTエンデュランスカップへ参戦。アストンマーチンV12バンテージGT3でシリーズに挑む。

 チームが参戦するのはエンデュランスカップのプロクラスで、同クラスにアストンマーチンが参戦するのは2011年以来のこととなる。

 ドライバーラインアップは2017年のWEC世界耐久選手権でLMP2クラスの37号車オレカ07・ギブソンをドライブしたアレックス・ブランドルとFIAヨーロピアンF3選手権を戦ったジェイク・デニスのふたり。

 チームによれば、すでにふたりのドライバーは、アストンマーチン・レーシングのワークスドライバーであるダレン・ターナーとともにV12バンテージGT3のテスト走行も行っているという。

 なお、Rモータースポーツの母体であるAFレーシングは、アストンマーチン、レッドブルF1とともに『アストンマーチン・バルキリー』の開発に従事。

 そしてチームとタッグを組むアーデンは、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナーが創設者ということで、バルキリーの開発に携わる3社がブランパンGTでタッグを組む形となった。

 Rモータースポーツのチームプリシンパルを務めるフロリアン・カメルガー博士は「2018年にブランパンGTエンデュランスカップを戦えることに興奮している。勝利を賭けて戦い、トタル・スパ24時間では総合優勝を狙いたい」と展望を示した。

「アストンマーチンV12バンテージGT3は素晴らしいレーシングカーだ。また、チームもプロ集団であり、ドライバーたちも一流だ」

「またアーデンのような経験豊富な組織とともに戦うことは大きな経験になるだろうし、互いに完璧な仕事ができるはずだ」

 2018年のブランパンGTエンデュランスカップは3月13~14日のポール・リカール戦で開幕する。