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ヘイ、ジムビーム!?声に反応してウイスキーを注ぐスマートデカンタが登場

2017年11月30日 17:53  Techable

Techable

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Amazon Echo やGoogle Homeなどの家庭用音声アシスタントが徐々に普及し始め、来年には日本の一般家庭にも本格的に普及しそうな気配がある。

その流れに乗ってか、アメリカの老舗バーボンメーカー「ジムビーム」が声に反応するスマートデカンタを開発した。

ジムビームとは?ジムビームは200年以上に渡り、アメリカのケンタッキー州でバーボンを製造している老舗企業。

2014年に日本のサントリーホールディングスに160億ドル(当時のレートで約1兆6500億円)で買収され、社名を「ビーム サントリー」に変更している。

本国アメリカでは去年、Appleウオッチのパロディ商品「Jim Beam® Apple Watch」という腕時計型のユニークなグッズを発売しており、今回のスマートデカンタも、世の中のハイテクグッズの販売の波に乗って開発したようだ。

・マスターブレンダーが声を担当このスマートデカンタ、今話題の家庭用音声アシスタントと違い、住生活を便利にしてくれるものではなく、呼びかけるとジムビームを注いでくれるだけというシンプルなもの。

機能は絞られているものの、”声優”は同社のマスターブレンダー フレッド・ノウ氏が担当しており、美声を披露している。細かいところではあるが、これはファンには嬉しいこだわりと言えるだろう。

・6か月後はただのデカンタに?アメリカのジムビームのサイトではこのスマートデカンタは34.90ドル(約3900円)でプレオーダー中だったが、現在は注文ができなくなっている。サイトを見る限り、再販売の予定はあるようで、国外への発送もできるようだ。

3G回線と接続して使える機能が付いているが、アップデートなどは行われず、6か月後には普通のデカンタに戻ってしまうとのこと。

値段も高くはないので、ジムビームが好きな人であれば記念に1台持っておいてもいいかもしれない。

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