これまでにも幾度か限定モデルとして導入され、そのたびに即完売の人気を誇る『フィアット・パンダ4×4』が、約2年ぶりに日本上陸。11月18日より100台限定モデルとして発売開始となっている。
フィアットの主力コンパクトとして長い歴史を持つ『パンダ』は、現行モデルで“スクワークル”と呼ばれる「マル四角い」デザインキューを採用し、その愛らしいルックスにも磨きがかかった。
その『パンダ』に、875ccの直列2気筒8バルブ・マルチエア・インタークーラー付ターボとなる“TwinAir”エンジンと、6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、ELD(電子式ディファレンシャルロック)を採用する4輪駆動システムをドッキングした、なんとも楽しげな1台に仕上がっている。
エクステリアは標準グレードの『Easy』に比べて全高が65mmアップし、走破性を高めたボディに、冒険心を演出するスキッドプレート付きの専用バンパーとタスカン・グリーンのボディカラーを採用。さらに『Easy』に比べてより濃いグレーを採用した専用15インチアロイホイールにより、足元がコーディネートされている。
これまで左ハンドル仕様がメインだった『パンダ4×4』だが、待望の右ハンドル仕様となったインテリアでは、チタングレーの専用インストルメントパネルや専用のセンターコンソールのほか、ダークグレーとグリーンを組み合わせたバイカラーのシートにより、『パンダ4×4』ならではの世界観を演出している。
また、『パンダ』の兄弟モデルとして同じくフィアットの屋台骨を支える『フィアット500』にも、定例となった月替わりの限定車が登場。
イタリア語で「クローム」を意味するきらびやかな名称を持つ『500 Cromata(クロマータ)』は、1.2リッター直列4気筒SOHC自然吸気エンジンを搭載する『1.2Pop』をベースに、クロームのアクセントパーツを付加。その名のとおり宝飾品のような輝きをミラーカバー、ビンテージスタイルのホイールカバー、ドアシルプレートに取り入れることで、『500』の特徴であるレトロモダンな雰囲気を強調。
インテリアについては、ベース車ではグレーが基調となるシートカラーを、上級グレードの『Lounge』と同じアイボリーとグレンチェック柄を組み合わせたものに変更され、標準モデルとはひと味違った特別なアレンジにより、内外装ともにシックな1台に仕上がっている。
ボディカラーはボサノバ・ホワイト50台、パソドブレ・レッド50台の2色展開、計100台限定となり、価格は205万2000円。
一方、タスカン・グリーンの単色展開となる『フィアット・パンダ4×4』も限定100台で、価格は251万6400円となっている。
『フィアット・パンダ4×4』公式サイト:http://www.fiat-auto.co.jp/limited/panda-4x4/
『500 Cromata(クロマータ)』公式サイト:http://www.fiat-auto.co.jp/limited/cromata/