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グランプリのうわさ話:ハミルトンは2018年早々に新契約?メルセデスがF1に表明する意思表示

2017年11月29日 19:22  AUTOSPORT web

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2018年にメルセデスと新たな3年契約を結ぶと噂されているルイス・ハミルトン
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 ルイス・ハミルトンが2018年早々にも、メルセデスと2019年から3年間の新契約を交わすという。彼の現在の契約は、2018年末までとなっている。

 一時期、彼は近いうちにF1を引退して、ショービジネスの世界で新たなキャリアを始めることを考えていた。しかし、今年は史上最多ポールポジション記録を塗り替え、誰にも破れないと思われていたミハエル・シューマッハーの通算91勝の更新も、現実的な可能性として見えてきた。それもあって、彼はもうしばらくF1に留まろうと決めたようだ。

 ハミルトンは、すでにチーム側との交渉を始めている。彼の提示した希望は2021年末までの3年契約で、年俸はおよそ4000万ユーロ(約52億8000万円)だとか……。

 メルセデスが3年契約に応じた場合、それはF1全体にとっても大きな意味を持つことになる。

 現在、全てのF1チームが結んでいる商業契約の期限は、2020年末までだ。したがって、メルセデスがハミルトンを2021年末までキープするならば、それは彼らが2021年もF1に参戦する意思を表明したにも等しい。

 近々チーム側と新たな商業契約の交渉を始めるFOMの新首脳陣にとっては、心強い話と言ってもよさそうだ。

続きはF1速報WEBで掲載中

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