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イタリアのテーマパーク内にドゥカティ・ブランドをテーマにしたエリアが誕生

2017年11月29日 17:52  AUTOSPORT web

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ドゥカティ生誕の地、エミリア・ロマーニャ州にミラビランディアはある
ドゥカティ・モーター・ホールディングは11月29日、レジャーパークを運営するParques Reunidos(パルケス・レウニドス)と、イタリアのテーマパークMirabilandia(ミラビランディア)内に『ドゥカティ・ワールド』を新たに建設することで合意したと発表した。

『ドゥカティ・ワールド』が建設されるミラビランディアはイタリアのエミリア・ロマーニャ州のラヴェンナ郊外にあるイタリア最大級のアミューズメントパーク。85万平方メートルの敷地内にはローラーコースターやジェットコースター、ウオーターコースターなどを含む47ものアトラクションが設置されている。

 今回のプロジェクトはイタリアのテーマパークであるミラビランディア内に、モーターサイクルブランドのテーマを取り入れたエリアを建設するもの。来場者はさまざまなアトラクションを介してモーターサイクルのリアルな体験を得ることができる。

 ドゥカティ・ライダー気分を味わえる新世代のローラーコースターやシミュレーター、バーチャルリアリティ、子供向けのアトラクションのほか、ドゥカティの歴代モデルを展示するショールームも建設予定。

 さらにはレストラン、ドゥカティとドゥカティ・スクランブラーの公式アパレル商品や各種グッズを購入できるドゥカティ・ショップも併設されるという。



 ドゥカティ・ライセンシングおよびコーポレート・パートナーシップ・ディレクターのアレッサンドロ・チコニャーニは今回の合意について次のようにコメントしている。

「ドゥカティはパルケス・レウニドス社と共同で、イタリアのテーマパークでは初のモーターサイクルをテーマにしたエリアを建設することになりました」

「ミラビランディアは、『モーター・バレー』(自動車やモーターサイクルに関わる企業が集まったエミリア・ロマーニャ州の通称)の中心地にあり、そのことも、人々に歓びを提供することを目的としたこのプロジェクトの価値を高めています」

 また、パルケス・レウニドスCEOのフェルナンド・エイロアは「『ドゥカティ・ワールド』は、スポーツと自動車に関するイタリアの偉大な伝統を反映した施設であり、モーターサイクル・ファンに、魅力的で革新的な体験を提供します」とコメントを発表している。

 ミラビランディア内に建設される『ドゥカティ・ワールド』は2019年の開場が予定されている。