メルセデスのルイス・ハミルトンは、アブダビでのF1タイヤテスト初日の28日、ピレリの新しいタイヤラインアップを試し、来年初めて導入されるハイパーソフトタイヤのパフォーマンスに感心したと語った。
2017年のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、最終戦アブダビGP後に開催されたテスト初日に参加、最後にもう一度、W08のステアリングを握り、ヤス・マリーナで136周を走行した。ベストタイムは1分38秒551で12人中3位だったが、今回はタイヤテストのための作業を行っているため、タイムはそれほど重要視されていない。
ピレリは来年、ハイパーソフトとスーパーハードの2種類をドライコンパウンドに追加し、合計7種類を使用することを発表している。この2日間のテストは、全10チームがピレリの2018年用コンパウンドを試す機会になる。
「テストはそれほど好きではないけれど、新しいタイヤでの初日の走行はポジティブだったよ」とハミルトンは語った。
「多くの周回をこなすことができたし、冬の間に正しい方向へ確実に進むためにデータとフィードバックをたくさん集めた」
「2018年のピレリタイヤについて初期的な理解を得ることができた。初めの印象からすると、新しいハイパーソフトはピレリがF1に復帰してから作ったなかでベストなタイヤだと思う」
「他のコンパウンドは僕の好みからするとまだ若干固すぎるけど、正しい方向に進んでいると思うよ」
「最後にもう一度W08で走ってシーズンを締めくくれてうれしかった。もう休暇に入る準備はできているよ!」