インディアナポリス500マイルレースの勝者に送られるボルグワーナートロフィーが初めてアメリカ本土を離れ、第101回インディ500ウイナーの佐藤琢磨の勝利を祝うために日本にやってくる。
世界三大レースのひとつであるインディ500のウイナーに送られるボルグワーナートロフィーは、歴代の勝者の顔が刻まれた伝統のトロフィーだ。
2017年の第101回インディ500を制した佐藤琢磨も9月にデザイナーのアトリエを訪れ彫刻を製作。歴代の勝者と一緒に自身の顔が刻まれたトロフィーは10月中旬にお披露目された。
そのボルグワーナートロフィーが、琢磨の参加する日本でのイベントのために82年の歴史の中で初めてアメリカを離れ日本にやってくる、
「ボルグワーナートロフィーが日本を訪れるのは非常に特別なことですね。このトロフィーは世界で最もおおきなレースを勝ち取ったことを示しており、2017年のインディ500で優勝し、このトロフィーを持ってこられることを誇りに思います」
「約2週間、日本の各地でこのトロフィーを見ることができます。インディ500を制した初の日本人ドライバーであることを光栄に思っているし、ボルグワーナートロフィーが僕のチームとホンダの業績をお祝いするためにアメリカを離れ旅をすることに感謝しています。ぜひ来年もやりましょう!」と琢磨。
すでにボルグワーナートロフィーは、インディアナポリス・モータースピードウェイ・ミュージアムを離れ、明日30日の木曜日に来日。
3日日曜日にツインリンクもてぎで開催される「Honda Racing THANKS DAY 2017」で展示されるほか、東京ドームや名張、袋井、ホンダの東京本社などを訪れ、さらに10日の「Takuma Club Meeting 2017」でも登場。、12日に再びアメリカへ帰国する予定だ。