2016年『Honda Racing THANKS DAY』の様子 ホンダが、12月3日に栃木県芳賀郡のツインリンクもてぎでモータースポーツファン向け感謝イベント『Honda Racing THANKS DAY 2017』を開催する。
『ホンダ・レーシング・サンクスデー2017』は今年で開催10回目。国内外で活躍するホンダの二輪、四輪のライダー、ドライバーが集結。
さまざまなレーシングマシンによるデモンストレーションランやエキシビションレース、選手によるサイン会やトークショー、レーシングドライバーによるレーシングマシン同乗体験や大型バスに乗ってロードコースを見学できるサーキットサファリ、各種展示など、内容盛りだくさんのイベントだ。今年は入場料が無料となり、お得に各種イベントを楽しめることになった。
当日はマクラーレン・ホンダF1のストフェル・バンドーンや2017年シーズンは同チームでアンバサダー兼リザーブドライバーを務めたジェンソン・バトン、WTCC世界ツーリングカー選手権を戦う道上龍とともに、小暮卓史や山本尚貴、ピエール・ガスリーなどスーパーGTや全日本スーパーフォーミュラ選手権で活躍するドライバーも登場予定。
また、二輪ロードレース世界選手権MotoGPの最高峰クラスで自身4度目の栄冠を手にしたレプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとチームメイトのダニ・ペドロサ、2018年からMotoGPクラスに昇格する中上貴晶、そして全日本ロードレース選手権JSB1000クラスチャンピオン高橋巧や高橋裕紀、清成龍一などのライダーも出演が予定されており、モータースポーツファン垂涎のラインアップとなっている。
そして今年の注目イベントのひとつが、『INDY500 チャンピオン 佐藤琢磨 凱旋ラン』。2017年5月に日本人として初めて世界三大レースのひとつ、インディ500で優勝を飾った琢磨によるスペシャル凱旋ランだ。
琢磨がインディ500優勝マシン、アンドレッティ・オートスポートの26号車ダラーラDW12を駆り、12時10分から25分間にわたってスーパースピードウェイを走行する。
ツインリンクもてぎのオーバルコースであるスーパースピードウェイは2011年に発生した東日本大震災の影響で生じた路面のうねりが原因で、以降はレースが行われていなかった。琢磨の凱旋ランにより、実に7年ぶりにツインリンクもてぎのオーバルコースでレーシングカーが走る姿を見られることになる。
なお、イベント当日にはデジタルラジオ『Amanekチャンネル』にてスペシャルラジオプログラム、『Honda Racing THANKS DAY Radio』が放送される。2017年シーズンの振り返りなどのほか、『ホンダ・レーシング・サンクスデー2017』来場者だけが聞ける『参加者特典放送』が用意されており、ドライバー・ライダーのゲスト出演や貴重なコメントが放送されるという。
開催日時は12月3日(日)7時30分~17時予定。一部のプログラムを除き、雨天決行となる。入場料は無料だが、入場にはツインリンクもてぎ公式サイトよりダウンロード可能な『入場証』が必要。
ただし駐車料金は別途必要で、前売り券で四輪1000円、二輪500円、当日券で四輪2000円、二輪1000円となるので注意しよう。朝から各所でイベント目白押しなので、ホンダ公式サイトでタイムスケジュールをしっかり確認して行きたいところだ。
なお、当日はYouTubeとニコニコ生放送で一部プログラムが配信される。会場に足を運べない人もインターネット上で現地の模様が見られるとのことで、来場予定の人はもちろん足を運べない人もお見逃しなく。
「Honda Racing THANKS DAY 2017」ライブ中継