マクラーレンF1チームは、キモアが新たなコーポレートパートナーとなったことを発表した。契約は2018年1月からの複数年であり、キモアはチームの公式サーフウエアパートナーとして活動していく。
キモアはチームのドライバーであるフェルナンド・アロンソがオーナーを務めるスペインの服飾ブランド。2017年3月に創設され、オンラインショップから150カ国以上の国に向けて商品を販売している。
2018年からはF1マシンやドライバーのレーシングスーツ、ヘルメットの他に、アロンソのチームキットとドライバーキャップにもロゴが配置される。今回の契約について、アロンソは以下のように述べた。
「16年間をF1で過ごし、タイトル獲得も2度経験していて、人生に新たな挑戦を見つけることは難しいと感じることもある。キモアを創設することによって新しいスタートを切ることができ、新たな何かを発見するという初めての興奮と感動を楽しんでいる」
「キモアは僕が友人たちと始めたエキサイティングなプロジェクトだ。僕らはブランドを開発していくうえで密接に協力していて、このブランドは僕らの精神とスタイルを反映するものになっている」
「マクラーレンとキモアの新たなパートナーシップを、とても喜ばしく思っている。来年はキモアのロゴが僕のマシンやレーシングスーツ、ヘルメット、キャップに付くことになった。これは僕と共同創設者たちとっては、大きな誇りだ」
マクラーレン・テクノロジーグループのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは次のように述べている。
「過去数年にわたるフェルナンドとの会話を通して、私は彼がキモアを成功させるために全力で取り組んでいるということを感じ取ってきた。キモアは彼が熱意を注ぐ個人的なプロジェクトであり、グランプリドライバーとしての役割と上手く両立させてもいる」
「パートナーを拡充していくなかで、チームが他の服飾ブランドと関係を結ぶこともあるかもしれないが、新たなサーフウエアパートナーであるキモアは、それらと堂々と並ぶものになり得る」
「今日の発表でキモアのブランドは国際的な舞台に立った。今後は、世界的な存在感を高めていくための手助けができるだろう」