ACOフランス西部自動車クラブは11月27日、オフィシャルフューエルサプライヤーとして、トタルとパートナーシップを交わしたことを発表した。
フランスに拠点を置く国際石油資本のトタル・ルブリカンツが、ACOと交わしたパートナーシップは2018~2022年までの5年間に及ぶ長期のもの。
今後、同社はWEC世界耐久選手権をはじめ、ル・マン24時間耐久レース、二輪で争われるEWC世界耐久選手権のル・マン24時間、トラックで争われるカミオン24時間のほか、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズのオフィシャルフューエルサプライヤーを務める。
「トタルとの前例のないパートナーシップをアナウンスできることをうれしく思う」と語るのはACOのピエール・フィヨン会長。
「この5年間の契約により、トタルはル・マン24時間やWECをはじめとする耐久レースでサプライヤーを務める。これによりACOがプロモートする各レースで、研究開発の場を提供できることになる」
「トタルとACOは、レースとしてのクオリティを高めながら、環境保護や経済面を意識した形での市販車への技術転用などで、目標を共有している。このパートナーシップを通じて得た経験や価値は、我々の未来にとって重要なものになるだろう」