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いわさきちひろ生誕100年、スポークン ワーズ プロジェクトや石内都など7組とコラボ

2017年11月28日 09:43  Fashionsnap.com

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作家いわさきちひろの生誕100年を記念し、さまざまなアーティストとコラボレーションした「Life展」がちひろ美術館で開催される。2018年3月1日から2019年1月31日までの期間、写真家の石内都や長島有里枝、アーティストの大巻伸嗣、詩人の谷川俊太郎、建築ユニットのトラフ建築設計事務所、メディアアートユニットplaplax、飛田正浩が手掛ける「スポークン ワーズ プロジェクト(spoken words project)」など7組の作家とコラボレーションした作品を公開する。

 スポークン ワーズ プロジェクトはいわさきの人物像や水彩表現からイメージをふくらませ、作品としての生地や服を展示する。石内都は、被爆者の遺品を被写体にした「ひろしま」を起点にコラボレーションを展開。谷川俊太郎はいわさきの絵と組み合わせた詩を公開し、トラフ建築設計事務所は「子どものへや」を提案するなど、さまざまな切り口から新たな世界を創出する。幼い頃からいわさきの作品を目にしてきたというスポークン ワーズ プロジェクトの飛田は「この機会に彼女の残したお洋服や小物を見ましたが、やはりかなりお洒落者で装うことを楽しんでいたようです。『いい女』だったに違いない。美大受験を経てファッションデザイナーになった今、『いい女』であった彼女をアートとファッションで表現できることを心より光栄に思います」とコメントしている。メインビジュアルのグラフィックデザインは長嶋りかこが手掛けた。
 また、東京ステーションギャラリーでは2018年7月14日から9月9日までの期間、回顧展を開催。アニメーション界で第一線で活躍してきた高畑勲が監修し、水彩画や紙芝居、幻灯、 ポスター、油絵など初期から近作までの作品を振り返る。回顧展は2019年以降、京都と福岡に巡回する予定。
■Life展会期:2018年11月3日(土)~2019年1月31日(木)会場:ちひろ美術館・東京住所:東京都練馬区下石神井4-7-2   TEL.03-3995-0612入館料:大人800円、高校生以下無料開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)アクセス:<電車>西武新宿線上井草駅下車徒歩7分<バス>JR中央線荻窪駅より西武バス石神井公園駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分、西武池袋線石神井公園駅より西武バス荻窪駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分
■回顧展会期:2018年7月14日(土)~9月9日(日)会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1-9-1   TEL.03-3212-2485
いわさきちひろ生誕100年:公式サイト