2017年F1アブダビGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは7位、エステバン・オコンは8位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=7位
最高にエキサイティングなレースというわけではなかったが、1周目にはニコ(・ヒュルケンベルグ)との激しいバトルがあった。彼に与えられたペナルティは、とても不可解だったと思う。僕の方が前にいたのに、彼はコーナーをカットして、大きなアドバンテージとポジションを手に入れた。そのおかげで、彼はペースを上げて前方が空いたところを走ることができ、十分なギャップを稼ぎ出してペナルティを意味のないものにした。彼はすぐにポジションを戻すべきだった。その後、(ロマン・)グロージャンに対してしたのと同じようにね。そして、彼は僕をコース上でオーバーテイクしなければならなかったんだ。
今日の結果には満足しているし、好成績でこの1年を終えられたことが重要だ。今年はフォース・インディアに来てから初めて、一度もポディウムに上がれないシーズンだったが、全体としては大きな進歩があったと思う。昨年の21戦に対して今年は20戦しかなかったのに、獲得ポイントは1点減っただけなのだから。ともあれ、ドライバーズ選手権で7位、チームが選手権4位というのは素晴らしい結果だ。今年はこれ以上の成績は望めなかったと思う。2018年もこの調子で行けるといいね。
エステバン・オコン 決勝=8位
アクションが少なくて、すごく平穏なレースだった。スタート直後の混乱の中でヒュルケンベルグの前に出られそうになったけど、彼の方がレーシングライン上にいて、ブレーキを遅らせることができたので抜けなかった。その後はチェコ(セルジオ・ペレス)とは違う戦略で走り、終盤には彼に迫ることもできたが、追いつくにはもうあと何周か必要だった。
好成績でシーズンを終えることができて良かったし、今年チームとして達成したことを本当に誇りに思う。シーズンオフにはみっちりトレーニングをするつもりだ。来年はもっといいドライバーになって戻って来たいからね。