ヤマハは11月27日、2018年シーズン向けのロードレース競技・サーキット専用モデル、YZF-R1レースベース車、YZF-R6レースベース車を期間限定予約による受注生産で発売することを発表した。カラーはどちらもマットダークグレーメタリック6となる。
YZF-R1レースベース車、YZF-R6レースベース車はそれぞれ、ヨーロッパ仕様の2018年モデルであるYZF-R1とYZF-R6をベースにしたロードレースなどのサーキット向けモデルだ。
YZF-R1レースベース車の2018年モデルでは新たに、クラッチ操作なしでもシフトダウンが可能なシステム、クイック・シフト・システム(QSS)を搭載。
一方、YZF-R6のレースベース車はQSS、トラクション・コントロール・システム(TCS)などの電子デバイスやYZF-R1レースベース車と同じフロントサスペンション、フロントブレーキなどを装備する。
予約受付はともに2017年11月27日~12月22日までの期間限定、YZF-R1レースベース車が2018年4月27日発売、YZF-R6レースベース車が2018年3月30日発売。予約窓口は全国のヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店にて。価格はYZF-R1レースベース車が210万6000円(税込み)、YZF-R6レースベース車が118万8000円(税込み)となっている。
なお、納期は予約受付時期により異なることがあり、フラッシャーやヘッドライト、テールランプなどの灯火類は装備された状態での出荷となる。また、YZF-R1レースベース車、YZF-R6レースベース車ともにナンバープレートの取得は不可で、道路の走行はできない。