2017年F1アブダビGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはポールポジションから自身3勝目を飾った。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=1位
完璧だった。ポールポジションを取り、優勝し、ファステストラップも記録した。最高の結果だ。今日の結果が、来年に向けて自信を高めてくれるはずだ。
今シーズン後半の出だしはかなり苦労しただけに、ここで勝てたことは僕にとって重要だ。
今週末はサンパウロの時よりリラックスしていた。失うものはないという心持ちでここに来た。それによって心が穏やかになった。どういうわけか、週末を通して、すべてをコントロールしているという風に感じていた。決勝中、ペースもレース自体もしっかりコントロールしていた。それができるというのはとてもうれしいことだ。
周回遅れに近づいている時に一度ロックアップしたけれど、それ以外は全く問題がなかった。
最後の5周はプッシュし始めて、後方とのギャップを築いた。マシンはとても好調だったよ。
ブラジルの予選、昨日の予選、そして今日の決勝で、自分自身をどういうゾーンに入れたにせよ、来年は常にそういったゾーンに自分をしっかり入れて、同じ感覚を持つようにしなければならない。
(不調から抜け出した方法について聞かれ)すべての問題に懸命に対処し、それによって自信を得た。自分が苦しんだレースについて、理解を深めようとした。8月のサマーブレイクの後、苦しんだレースはいくつもあったが、そういう形で一歩一歩自分のドライビングを改善させていくことで、自分に自信を与えることができた。
自信を持って走れるかどうかで、F1では大きく違ってくるんだ。
タイトルを獲得したルイス(・ハミルトン)、ランキング2位をつかんだセバスチャン(・ベッテル)に改めておめでとうと言いたい。結局2位を取り逃したことは残念だけど、もう終わったことだ。前を向いていくよ!