2017年F1アブダビGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位
最初の数周は、すごくうまくいっていると思ったけれど、その後、彼ら(メルセデス勢)についていくのを諦めなければならなかった。僕には同じようなペースはなかったからだ。
リズムに乗って走れたが、前とのギャップはかなり大きくて、単独走行だった。終盤に少し縮めることができたものの、それで結果が変わるわけではなかった。
全体的にいいレースだったと思う。セカンドスティントは比較的うまくいった。でもファーストスティントですでに大きく遅れをとっていた。
もちろん、(前のメルセデス)ふたりにプレッシャーをかけて、戦うことができればよかったと思う。表彰台に立てたのはハッピーだし、3位と4位というのはチームにとっていい結果だ。でもここは目指している位置ではない。
今日は勝ちたかった。ドライバーズ選手権でもそうだ。それでも今シーズンはたくさんポジティブな要素を見つけることができる。今年はマシンが大きく向上した。シャシーは走り出したその日から強力だったし、エンジンもかなりよくなった。ただライバルを見ると、僕らにはもっとパワーが必要だ。でも一番重要なのは、チームとして目指す位置に立つために集中することだ。