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リカルド、リタイアで選手権4位を失う「キミはフェラーリに乗っているんだから僕に勝つのが当たり前」

2017年11月27日 10:52  AUTOSPORT web

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2017年F1第20戦アブダビGP ダニエル・リカルド(レッドブル)がリタイア
2017年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、ハイドロリック系とみられるトラブルでリタイアした。

■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
 残念ながら僕にとっていい決勝日にはならなかった。ターン19でステアリングに異常を感じ、タイヤがパンクしたんだと思った。それで、急遽「ピットに入るよ」と言って、ピットレーンに向かった。そのタイミングでピットインをする予定ではなかったけれど、パンクしたかもしれないと思って心配だったんだ。

 コースに戻った後も、ステアリングは相変わらず変で、突然重くなった。それで油圧を失っていることが分かった。パワステを失い、ギヤを変えられなくなり、僕のレースはおしまいというわけだ。

 今は休暇に入るのがうれしい。休みを迎えるのが楽しみだよ。来年はさらに強くなって戻ってきたい。

 ついてないことに、最後の数戦はうまくいかなかった。今年はとてもいい時もあり、ポジティブな瞬間をたくさん経験したけれど、最終戦でリタイアしなければならないなんて、シーズンの締めくくりとしては辛いね。

 オースティンの時も落ち込んだが、あの時は翌週に走るチャンスがあった。でも今回は来年の3月までチャンスがないんだ。

(このリタイアによってドライバーズランキング4位の座をキミ・ライコネンに奪われたことについて聞かれ)正直に言うけど、彼はあのマシン(フェラーリ)に乗っているんだから、僕よりずっと上にいるのが当然だ。だから別に大事件ではないよ。