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ルブタンの赤ソールの事例も紹介、服飾デザインに関する法のセミナーが開催

2017年11月27日 10:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「Fashion Law - ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望」
セミナー「Fashion Law - ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望」が、12月6日に金沢工業大学 虎ノ門キャンパスで開催される。

 「ファッション・ロー(Fashion Law)」は、ファッションデザインの法的保護に関する研究を意味する言葉。アメリカの名門フォーダム大学が2015年に「ファッション・ロー」の修士課程を開講したほか、日本においても服飾デザインの法的権利に関する研究組織が発足するなど、デザインの法的権利に関するトピックは昨今世界的に注目を集めている。
 セミナーには、Fashion Law Institute Japan事務局長の金井倫之、骨董通り法律事務所 弁護士の中川隆太郎、内田・鮫島法律事務所 弁護士の山本真祐子の3人が登壇。ファッションをめぐる国内外の事例など、近年のトピックをもとに研究成果を紹介する。全3部と質疑応答から構成され、第1部の「ルブタン商標にみる色と商標」では、アメリカで商標として保護されている「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」の赤ソールにフォーカス。赤ソールの商標による保護状況を日本、アメリカ、EUと比較しつつ、色と位置が商標として保護されるのか、それとも「単なる装飾デザインだ」として商標による保護は難しいのかについて、アメリカの事例を参考に検討する。
■「Fashion Law - ファッションの法的保護の現状・課題と将来の展望」日時:2017年12月6日(水)19:30~21:30場所:金沢工業大学 虎ノ門キャンパス定員:100名費用:無料プログラム内容:第1部 「ルブタン商標にみる色と商標」19:30~20:00第2部 「ファッションデザインは著作物か?-日米欧の現状と展望」 20:00~20:30第3部 「ファッションデザインの模倣問題」20:30~21:00第4部 「質疑応答セッション」21:00~21:30詳細ページ