2017年F1アブダビGPの土曜予選で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは8位、エステバン・オコンは9位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=8位
7位をコンマ1秒差で逃したから、完全に満足とはいえないけれど、それでも今夜の結果をかなりうれしく思っている。Q1は1回のアタックで突破できたが、Q2はそれに比べると少し難しかった。ニコ(・ヒュルケンベルグ)のせいで、僕のウォームアップラップに影響が出た。必要のないことだったし、僕らふたりともアタックが台無しになってしまったんだ。ありがたいことに最終的な結果には影響がなく、僕らはQ3に進出できた。Q3最初のアタックラップはあまり良いものではなかったので、2回目のアタックで速いタイムを出さなければならなかった。
全体的に見れば良い結果だったよ。グリッド中団はいつも接戦になるから、明日は面白いレースになるはずだ。オーバーテイクは簡単ではなさそうなので、スタートか1周目のうちにヒュルケンベルグを抜くことが重要になる。それができなくても、戦略を使って前に出ることができると思うよ。
天候も大きな役割を担うだろう。暗くなるにつれて気温も路面温度も低くなるし、強い風が吹くコーナーもある。挑戦にはなるけれど僕らは良いポジションにつけられたし、シーズンを好結果で締めくくりたいと思っている。
エステバン・オコン 予選=9位
もっと上のグリッドにつけられた可能性もあったと思うから、今日のセッションに完全に満足してはいない。7位は現実的に可能だったと思うけれど、今日はトラフィックの影響を受けたのと、他にもいくつか理由があって、最大限の力を出しきれなかった。気温が下がってくるなかで行われるので、ここの予選は常に難しい。なんとかタイヤを適切な作動温度域内で使おうと奮闘することになる。
マシン本来のペースを発揮できなかったことに腹を立てているけれど、まだ土曜日だし、肝心なのはレースだ。良いスタートを切り、何台かの前に出て、最終戦を良い結果で終わりたい。