26日のF1アブダビGP決勝で、3年にわたるマクラーレン・ホンダの時代が終わりを迎える。
2015年、ホンダはマクラーレンと提携し、パワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰した。両者は手を携えてF1のトップに立つことを目指したが、パフォーマンスは期待したように向上せず、3年目の2017年末をもって、契約を解消することが決まった。2018年からマクラーレンはルノーのパワーユニットを搭載、ホンダはトロロッソと契約し、それぞれF1活動を続けていく。
Sky Sportsは、決勝日を前に、マクラーレン・ホンダのメンバーが別れの乾杯を行ったと伝えた。マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウン、マネジングディレクターであるジョナサン・ニール、レーシングディレクターのエリック・ブーリエ、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーン、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏が乾杯する写真が公開されている。
この時、ザック・ブラウンは、ホンダの人々は素晴らしいパートナーだったと称え、別れを惜しんだと、Sky Sportsが伝えた。
「ホンダは素晴らしいパートナーだった。素晴らしい人たちであり、我々は彼らと非常にうまくやってきた」
「非常に難しい状況が続いたが、それでも彼らは今も、我々にとって大事な友人だ。彼らと別れて寂しくなるだろう。何事も、絶対にないとは言えない。いつか将来、また手を携えることができるかもしれない」
マクラーレン・ホンダとしての最後の決勝を、フェルナンド・アロンソは11番グリッド、ストフェル・バンドーンは13番グリッドからスタートし、入賞を目指す。