2017年F1アブダビGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは13位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=13位
予選を走り終えたいま、複雑な気持ちだ。最後のプラクティスはとてもうまくいき、割と強そうだと思っていた。僕らは4番目に速いチームだったんだ。でも、予選では大体そうなんだけど、僕らは他のチームみたいに、あと少し馬力を上げられるような魔法のボタンがなくて、そのために負けてしまう。
今日は簡単にはいかないだろうと思ってはいたが、かなりタイム差が小さかったから、Q3に行けるだけのポテンシャルはあったと思う。もう少しラップタイムを削るために、セットアップでアグレッシブに少し実験的なことを試した。でも思ったようにいかなかったみたいで、Q1の後、タイムが頭打ちになってしまった。とはいえ、それなりに満足はしているし、明日はいいレースをしたいと思っている。
今年のレースもあと1回。皆、明日を楽しみにしている。でもチームは他のレースと同じように取り組んでいるよ。ポイントを獲得するチャンスはまだある。自分のチャンスを最大限に生かして、いいレースができればと思っている。最近は、前が空いた状態であればレースペースは悪くない。ただ、今年の僕らはオーバーテイクをするのが難しいから、予選が重要になっている。レースでどうなるかは明日を待つしかないね。
戦略は限られているから、いいスタートを決めて、オープニングラップをクリーンに走り、いいポジションをつかみたい。全力を尽くして、いい結果でシーズンを締めくくりたいね。