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『ニキータ』女優マギー・Qが血だらけの兎と… 動物愛護団体PETAのショッキングなポスター

2017年11月25日 19:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『ニキータ』女優マギー・Qが血だらけの兎と… 動物愛護団体PETAのショッキングなポスター
抜群の運動神経ゆえ、アクションも難なくこなす美人女優のマギー・Q。あの有名な動物愛護団体の広告塔としても活動しており、毛皮製品の不買を訴える彼女がまたしても広告ポスターに登場した。クリスマスプレゼントとしても人気がある毛皮だけに、買おう、贈ろうとしている人たちにそれを思いとどまるよう訴える目的で制作されたが、思わず目をそむけたくなるほどのショッキングな仕上がりであるようだ。

映画『ミッション:インポッシブル3』で有名になり、人気ドラマシリーズ『NIKITA / ニキータ』にも出演したハワイ州出身の女優マギー・Q。菜食主義者で毛皮製品を嫌う彼女が、2007年にセミヌードとなったことで話題をさらった動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)のポスターにまた新たな姿で登場した。

マギー・Qが抱き上げているのは、四肢の先以外全ての毛皮を剥がされて血だらけで死んだ1匹の兎。耐えがたい激痛と恐怖の中で息絶えたのであろう。目をひんむき、口を大きく開けたまま固まっている兎の顔がすべてを物語っているようだ。そこには“あなたの毛皮の残骸がここにあります”という文言も。マギー・Qは無念、悲痛、怒り、憐憫もう様々な感情が交錯したような表情を浮かべている。

アンゴラウサギのむごたらしい毛むしり、毛皮剥ぎの様子をテックインサイトでも以前お伝えしたことがあるが、現在世界で最も毛皮を輸出しているのは中国である。それだけに香港で活躍するマギー・Qの起用は大きな意義を持つに違いない。

PETAのこうしたショッキングな広告ポスター。過去にはペネロペ・クルス、エヴァ・メンデス、オリヴィア・マン、P!NK、アリシア・シルヴァーストーンなど有名な女優・歌手が登場したことがある。動物たちは「毛皮が着たい」という人間のエゴの犠牲となり殺される。この事実にフェイクファーのみ扱うと宣言するアパレルメーカーやデザイナーは増える一方だ。

画像2枚目は『Official PETA 2017年11月22日付Instagram「Who did your fur trim leave behind?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)