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ザウバーF1、ドライバー発表を来週に持ち越し。アルファロメオとの提携話は無関係と代表が示唆

2017年11月25日 16:52  AUTOSPORT web

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ザウバーF1チームの2018年シートを争っているといわれるマーカス・エリクソンとアントニオ・ジョビナッツィ
ザウバーはF1アブダビGPの週末に2018年ドライバーラインアップを発表するものとみられていたが、チーム代表フレデリック・バスールが、まだ発表できる段階ではなく、正式発表は来週にずれ込む見込みであると語った。

 前戦ブラジルGPの週末、バスールは最終戦で来年のドライバーを発表する見通しであると発言した。しかしアブダビの週末の金曜、彼は、発表は来週以降になる可能性が高いと述べた。

「(アブダビで発表すると言うなんて)私は楽観的すぎた」とバスール。

「あと何日かという状況だが、今週末には(発表は)行わないと思う。来週になる可能性の方が高い」

 ザウバーはパワーユニットを提供するフェラーリとの関係を深めようとしており、来年はフェラーリのジュニアドライバー、シャルル・ルクレールを乗せることは決まったといわれている。そのチームメイトとして、チームオーナーとつながりを持つマーカス・エリクソン、フェラーリのジュニアドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィのどちらを選ぶかをチームは検討中であるとみられる。

 一方、フェラーリは将来、ザウバーに対してアルファロメオ ブランドでパワーユニットを提供したい考えであるとのうわさが持ち上がっている。これに関してバスールは、将来の可能性については否定しないものの、来年のプランに組み込まれているわけではないと示唆した。

 アルファロメオのうわさについて聞かれたバスールは、「それは議論の一部になり得るが、今のところ話題にはなっていない」と答えた。