FIA会長のジャン・トッドは来月、FIA会長職の3期目続投を不戦勝で決めることになりそうだ。
ミハエル・シューマッハーが活躍した黄金時代のフェラーリを率いていたトッドは、2009年3月にフェラーリから離脱、この年の10月、マックス・モズレーから引き継ぐ形でFIA会長の座に就くことが決まった。2013年には2期目の当選が決まり、2016年春には3期目、あと4年間の続投を目指して立候補することを発表していた。
立候補者の登録は11月17日で締め切られたが、会長職を狙う対立候補は現れなかったといわれている。
したがってFIAは、12月8日の総会でトッドの続投を承認するものとみられる。
トッドの3期目の任期は2021年末までとなる。FIAの規則では選出された会長の任期継続は3期までと制限されているため、以降トッドが再選されることはない。