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VOGUE主催「2017年活躍した女性」にブルゾンちえみや吉岡里帆ら選出、YOONも受賞

2017年11月24日 15:33  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)コムアイ、恩田陸、ブルゾンちえみ、木村多江、吉岡里帆、MIKIKO Image by: FASHIONSNAP
ファッション誌「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」が11月24日、「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017」を発表した。今年は女優の木村多江や吉岡里帆、芸人のブルゾンちえみら8人が受賞し、国内外のファッションシーンで活躍する新世代女性を応援するために贈る「Rising Star of the Year」では「アンブッシュ(AMBUSH®)」デザイナーのYOONを選出。同日都内で発表会が開かれ、受賞者がそろって登壇した。

 VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEARでは毎年、さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、スタイルや生き方、美において「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」読者をインスパイアした女性たちを表彰。13回目を迎える今回は木村多江や吉岡里帆、ブルゾンちえみのほか、水曜日のカンパネラのコムアイ、振付師のMIKIKO、小説家の恩田陸、日本人最年少でエベレストと世界7大陸最高峰登頂を達成した冒険家の南谷真鈴、映画「ラ・ラ・ランド」にも出演したSONOYA MIZUNOらが受賞した。
 授賞式には南谷とSONOYAを除く7人が登壇。各受賞者には現代アーティスト森万里子が「Peace Birds」をコンセプトに制作したトロフィーが贈呈された。吉岡は「夢のよう。マネージャーと『涙が出てしまうね』と話した」と受賞の喜びを語った。
 受賞者の衣裳も見どころで、ブルゾンは白いシャツと黒のタイトスカートという普段のネタの衣装とは異なるワンピースを着用してドレスアップ。「ヴォーグは憧れの世界だったので、賞をいただけて恐れ多い。あぁ~、女に生まれて良かった」と、今年ヒットした「キャリアウーマン」のネタを交えながらコメントした。「今年は透明や肌色の服をたくさん買った」というコムアイはスキントーンにビニル素材を重ねた衣裳で、好きなものをコーディネートにまとめたという。Perfumeの楽曲や星野源のヒット曲「恋」などの振り付けを手掛けるMIKIKOは「日本のブランドを着たかった」という思いから「トーガ(TOGA)」2017-18年秋冬コレクションのアシンメトリーのデザインが特徴的なドレスを選んだ。
 今年度はファッションコンテスト「LVMH Young Fashion Designers Prize」のファイナリストに選ばれるなど目覚ましい活躍を見せているYOONは、自身のブランドのアイテムに黒のシックなドレスを合わせたスタイリングを披露。「中学生の時にヴォーグを知り、ファッションがわかるようになった。ファッションの世界で働き、ヴォーグから賞をもらえるのは夢のよう」とスピーチした。
 同誌の渡辺三津子編集長は、今年の受賞者について「"挑戦は終わらない"ということを知っている女性」であることがキーワードになっているとし、常に次のゴールへと向かう姿勢を讃えた。
■受賞者一覧・着用衣裳コムアイ:TOGAMIKIKO:TOGA恩田陸木村多江吉岡里帆ブルゾンちえみSONOYA MIZUNO(※欠席)南谷真鈴(※欠席)YOON:AMBUSH®