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WTCC:ティアゴ・モンテイロ、最終戦も欠場。「ホンダのタイトル獲得という偉業を見守る」

2017年11月24日 11:52  AUTOSPORT web

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2017年のWTCC最終戦カタールも欠場するティアゴ・モンテイロ
WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦しているカストロール・ホンダWTCCチームは、ティアゴ・モンテイロが2017年シーズンのWTCC最終戦カタール大会を欠場すると発表。引き続き、エステバン・グエリエリが代役を務めると明らかにした。

 モンテイロは今年9月に行われたバルセロナテストでクラッシュし、病院へ搬送。現在は医師の指示を受けて、療養生活を続けている。

 そのため、モンテイロは10月の中国大会、日本大会、11月のマカオ大会と3大会連続で欠場。カタール大会には出場意欲を示していたが、その望みは叶わなかった。

 なお、レースには出場しないものの、モンテイロはチームと帯同してサーキットを訪れ、ホンダ陣営としてシリーズチャンピオンを争うノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)のタイトル獲得をサポートする。

「カタールでマシンをドライブできないことを残念に思うが、ノルビ(ノルベルト・ミケリス)とホンダがWTCCチャンピオンになる可能性を残していることに興奮しているし、チームとメカニックが偉業を成し遂げる瞬間を見守りたい」とモンテイロ。

「私自身は2012年からホンダのドライバーラインアップに加わり、チームに貢献してきた。マカオ大会を欠場したことで、自分自身が2017年にシリーズチャンピオンを獲得できる可能性は消滅してしまった」

「今後、オフシーズンの間は回復に努める。不用意な行為は避けて、2018年にマシンのコクピットに戻ることが目的だ」