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「こんなアニメ観てるやつはニワカ」発言は自分たちの首を絞めるだけ! オタクのマウンティングは醜い

2017年11月23日 10:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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僕はオタクだ。主に怪獣特撮とかが好きなんだけど、アニメに関しては、せいぜいガンダムシリーズと、今敏作品を好んで観るぐらいである。漫画も本当に読まないし、いわゆるアニオタの話には全く付いていけない。

だけどオタクって、方向性が違っても大抵一緒。「モスゴジとキンゴジの区別も付かないのかよ」と、「シン・ゴジラ」を観てゴジラに興味を持ってくれた人々に罵倒を浴びせているクソオタクが知り合いにいる。(文:松本ミゾレ)

ほかにも、ガン消しのの武器と本体を繋げているラインを切り取って遊んでいると「価値がゼロになるじゃん、馬鹿なの?」と煽ってきたクソオタクが知り合いにいる。

そもそも子供がメインターゲットである最近の仮面ライダーに対して「大人の観賞に耐えられないお粗末な脚本と、かっこよくないライダー」と評価した、40代独身のクソオタクも知り合いにいる。

このように、オタクのマウンティングは非常に醜悪で、反吐が出るものばかりなのだ。

当然僕の見えてない範囲のオタクの世界でも、この傾向というものはある。

「ただの自己満足で人を不愉快にさせるのはやめて貰いたい」

先日、2ちゃんねる改め「5ちゃんねる」にて、「アニオタ『この作品を好きな奴はにわか』←これ」というスレッドが立っていた。

スレ主は他人がどんな作品を好きでもどうでも良いはずだと前置きした上で、他のアニオタをニワカ認定するオタクに対して、「『俺はあいつより優れている』と思いたいだけじゃないか?」と指摘。心の中で思っておけばいいことを口に出す必要もないとし、「ただの自己満足で人を不愉快にさせるのはやめて貰いたいね」と書いている。

全くその通りだと思う。他人の趣味に口出しするオタクが本当に多い。口を揃えたように「ニワカじゃんw」と煽ってくる。厄介なオタクってなんか言動も表情も似通っているものだ。

そもそもアニメや怪獣で議論して喧嘩する大人ってどうなのよ

さて、このスレッドにはこんな反応が寄せられていた。

「実際マウント取るの楽しいからな マウントって取られる側の方がダサい 。悔しかったら取られないように努力しろよ」
「ニワカは気づいていないだろうけどオタクにはニワカだってことがバレバレなんだよ 。(中略)ニワカは自分がニワカだと認めたくないから反論するけどオタクにはもろわかってる」
「関連作品最低限見とかないと本当にこいつ楽しめてんのかなと言うのはどっちかというと気遣いなんだが。それを耳障りのいい『人それぞれ』とかいう言葉で勝手に切られるともういいやってなるわ」

マウントするのは楽しい、そして気遣いでアドバイスをしている。

ニワカ側からの意見がほぼ皆無だったのは、掲示板の性質によるところだろう。

ただ、やっぱり思うのは、そもそもオタクはそんなに高尚なものなのか、ということである。いい大人なのに、アニメや怪獣で議論して喧嘩するオタクなんて、大抵道を踏み外している連中ばかりである。

その上で、たかがアニメや怪獣特撮について「ニワカだ!」とか糾弾しているのは、自分たちを孤立させるだけでしかない。そんなことしてもオタクをバッシングする奴はいなくならないし、むしろ増えるだけ。

いや、イキってしまうオタクの気持ちも分かる。彼らは自分の知識量でマウンティングしたいのだ(実際そう書いてある人もいるし)。それに、オタクの承認欲求を満たすには、創作か批判かしかないのも、ある意味で事実だ。

手を動かして何かを完成させて、評価されて満足するのもオタク。そして誰かが頑張って作ったものを「ゴミじゃん」と言って否定し、その作品のファンをコケにするのもオタクだ。

創作へ昇華することができなければ、仲間内で罵りあう。これが、オタクの悲しい性なのである。オタクに平和が訪れる日は来るのだろうか。