彼女はこの一件について『Melissa Explains It All/ MY LIFE UNFILTERED… ALL IN GOOD HUMOR』というタイトルのウェブページを開設して長文を綴っており、“Don’t worry, I won’t tell anybody.(心配するなって。このことは誰にも言わないからさ)”というニックが囁いたという言葉から始まる。メリッサが18歳であった2002年のこと、TV映画『The Hollow』(2004年公開)に向けてニックとのデュエット話が持ち上がり、彼のマネージャーが取り持つ形で2人はデートをすることになった。ニックはオフの日にメリッサをサンタモニカにある自宅兼オフィスに招くとバスルームに連れ込んでキスほかの性的接触を始め、「これ以上はイヤ」と彼女が拒否しても無視して服を脱がし、ベッドルームでは非常に荒々しい表情とやり方でオーラルセックスを求め、彼女の手を掴むと無理やり彼のペニスへ押し付けた。抵抗の余地を与えない彼に、メリッサは「とにかく早く終わって」と心の中で叫ぶしかなかったという。
R&B系ポップスを売りにP. Diddyのレーベル「バッド・ボーイ(Bad Boy Records)」から放たれた「Dream」は、『I Was All A Dream』で2001年にアルバムデビュー。ビルボードのアルバムトップ6位まで上り詰め、シングルカットされた『He Loves U Not』も同シングルトップ2位を記録。しかしソロ活動を目指すメリッサが脱退してグループは人気を下げ、世間からその名が消えてしまった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)