2019年前期のNHK朝の連続テレビ小説『夏空 ―なつぞら―』の制作が発表。あわせてヒロインを広瀬すずが務めることが明らかになった。
2019年4月から9月まで放送される予定の『夏空 ―なつぞら―』。脚本はNHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』、NHK大河ドラマ『風林火山』、ドラマ『精霊の守り人』などを手掛けた大森寿美男が担当する。演出は木村隆文、田中正が務める。
広瀬すずが演じるのは、戦争で両親を亡くし、北海道に移り住んだ東京出身のヒロイン・奥原なつ。北海道で開拓精神、自然の中で培われたデッサンの腕前と感性で、高校卒業後に草創期を迎えていた日本のアニメーション業界に飛び込んでいくというキャラクターだ。
NHKのオフィシャルサイトには、大森寿美男によるコメントが掲載。主演の広瀬すずを「稀代のヒロイン」と表現しつつ、「この作品のテーマは、ズバリ『開拓』と『未来へのつながり』です。朝ドラの長い歴史にも思いを馳せつつ、想像もつかない未来に向かって、広瀬すずさんの背中をググッと押し出せるような物語を大切に育んでゆきます」と抱負を語っている。
なお『夏空 ―なつぞら―』は通算100作目の「朝の連続テレビ小説」となる。現在放送されている『わろてんか』は97作目、2018年4月から放送される北川悦吏子脚本の『半分、青い。』は98作目、2018年10月から放送される福田靖脚本の『まんぷく』は99作目。