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囚人服姿のダニエル・クレイグが“ローガン兄弟”を威圧!? 『ローガン・ラッキー』本編映像

2017年11月21日 16:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 現在公開中のスティーヴン・スダーバーグ監督最新作『ローガン・ラッキー』の本編映像が公開された。


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 本作は、映画監督から引退していたソダーバーグの監督復帰作。不運続きのジミーとクライドのローガン兄弟が、爆弾に関して天才的な技術をもつ囚人ジョーを脱獄させ、全米が夢中になる“NASCAR”最大のカーレース開催中にその売上金すべてを金庫から盗み出すという強奪計画を描く。


 このたび公開されたのは、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役でお馴染みのクレイグ演じるジョーが、囚人服姿でローガン兄弟を威圧する様子を捉えた本編映像。仕事をクビになり、妻には逃げられ、失意の人生を送るジミー。そんな不運続きのどん底人生を覆すため、戦争で片腕を失った元軍人でバーテンダーの弟・クライドと、美容師でカーマニアの妹・メリーを仲間に引き入れ、強盗計画を企てる。しかし、不運続きのローガン一家だけでは頼りがいがないと考えたジミーは、爆弾のプロで服役中のジョーを脱獄させることを思いつく。ローガン兄弟は協力を仰ぐため彼が収監されている刑務所まで赴くが……。


 映像冒頭では、囚人服を身にまとった爆弾魔ジョーが、ゆっくりとした足取りで、ローガン兄弟が待ち構える部屋に向かう姿が映し出される。ローガン兄弟の前にゆっくりと腰掛け2人を見つめるなり、「意外なメンツだな」と口を開くジョー。そんなジョーに対し、ジミーは「久々に顔を見たぜ。元気にやっているのか?」と、当たり障りのない会話をしてみるが、ジョーは表情ひとつ変えず、「“縞々のベビー服”着てここ座ってんだ。分かれよ」と、皮肉な言葉を放つ。その言葉に何と返すべきなのか分からず、思わず俯いてしまうジミーだが、気まずい空気に耐えられず、弟のクライドも思わず兄の方を見つめる。クライドが「すごく元気そう」と、とりあえず口を開くと、ジミーも思わず「すごく鍛えてるみたいだし」とクライドの当たり障りのない言葉に乗っかる。ローガン兄弟が肝心の強盗計画についての話をどう切り出すべきなのかタイミングを伺うがゆえに、3人の間でどこかギクシャクした空気が流れる瞬間が切り取られている。(リアルサウンド編集部)