ブレンドン・ハートレーが2018年にトロロッソF1のドライバーとなることが先週発表されたが、本人は契約を数週間前から知っていたために、驚くことはなかったという。
トロロッソは、つい最近F1デビューを果たしたばかりのハートレーとピエール・ガスリーが、来季のレギュラードライバーとなることを発表した。
ハートレーはロシアのChampionatに「正直に言うと、契約のことは数週間前から知っていたんだ。僕にとっては驚きではなかった」と語った。
ポルシェから参戦するWEC最後の数レースとF1のスケジュールが組み合わさり、ここ数週間はハートレーにとってプレッシャーの多い期間となっている。
トロロッソの契約に加えて、2017年のル・マン勝者であるハートレーは来年もポルシェと契約関係を維持する。しかし、彼の関与はコース外でのPRや記念式典などに限定されるようだ。
ポルシェのGTプログラムに限られた範囲で参戦するという選択肢もあるかもしれないが、現段階では今後のことは分からないとハートレーは言う。
「ふたつのシリーズに同時参戦するというのは、ないと思う」
「来シーズンの契約の詳細をすべて把握しているわけではないけれど、ふたつのシリーズを転戦するのは簡単なことじゃない」
「マシンが異なるので、セッティングやドライビングスタイルも違うものを要求される。今回はシーズン終盤だったから、問題はなかったけどね」