ミシュランはFIAとACOフランス西部自動車クラブとのパートナーシップを延長。今後3シーズンに渡り、ル・マン24時間耐久レース、WEC世界耐久選手権をサポートしていく。
今回の契約は2018~19年の“スーパーシーズン”を皮切りに、2019~2020年、2020~2021年までの3シーズン分。ミシュランはタイヤ供給などを通してシリーズをサポートすることになる。
ミシュランは1923年にル・マン24時間を初制覇。以降も勝利を重ね、2017年大会では通算20度目の勝利を手にしている。また、WECには設立初年度の2012年からタイヤ供給などを通じて、シリーズに参画している。
「ミシュランとのパートナーシップは、モータースポーツへのビジョンを共有している点において、特別なものだ」と語るのはACOのピエール・フィヨン会長。
「我々のレースにはプロトタイプカーやGTマシンなど、多種多様なクルマが混在しており、ミシュランに豊富なインフォメーションを還元できている」
「ACOにとってミシュランは真のテクニカルパートナーであり、ともにプロフェッショナルとして要求に応じられていることを誇りに思う」
WECのジェラルド・ヌブーCEOは「ミシュランは参戦チームにコンペティティブなタイヤを供給するテクニカルサプライヤーとしてだけでなく、パドックでも重要な位置を占める存在だ」とコメント。
ミシュラン・モータースポーツでマネージャーを務めるパスカル・クワノンも「WECを運営するACOとともに、世界レベルの耐久レースへ引き続き関与できることをうれしく思う」と述べている。
「ル・マン24時間は、現在ももっとも要求レベルの高いレースであり、変革の時を迎えているWECにも継続して関与していきたい。我々は新たなイノベーションを求めるために、耐久レースに参加することは正しいと信じている」
「テクニカルパートナーとして、ミシュランはタイヤを介してWECの成長に関与し、そこで得た技術を世界中の自動車オーナーに還元していく」