トップへ

ジジ・ハディッド 『ヴィクトリアズ・シークレット』ショー不参加は結果的に良かった?

2017年11月21日 13:23  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジジ・ハディッド「来年こそは…」(画像は『Gigi Hadid 2017年11月15日付Instagram「Beaming with pride to share the stage with such incredibly inspiring women last night!」』のスクリーンショット)
このほど中国にて開催された『ヴィクトリアズ・シークレット』ファッションショーだが、参加を予定していたはずのトップモデル、ジジ・ハディッドは16日に「中国に行けなくて残念」とツイートしていた。実際に彼女のショー参加はなかったが、その理由についてジジの“ある行い”が関係しているのではと報じられている。

『ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー2017』が20日に上海で開催され、今年は「ワン・ダイレクション(1D)」の中でも人気ナンバーワンと言われたハリー・スタイルズがパフォーマンスを披露した。出演予定だったケイティ・ペリーについては、かつて台湾で行ったショーで中国政府に対する学生運動のシンボル“ひまわり”をモチーフにした衣装を着ていたことなどが中国政府にバレ、ビザが下りないという“まさかの事態”が発生。また人気トップモデルのジジ・ハディッドも「今年は中国には行けないの、すごく残念だわ。ヴィクトリアズ・シークレットのファミリーを愛しているの」とツイートし、不参加を表明し話題になった。

その理由について、『Access Hollywood』は「政治的な理由でタレントのビザがおりないことはよくある」と中国につき説明。また『Page Six』には「8月にはジジの参加が決まっていた」との証言が寄せられたというが、過去に「ジジがアジア人、もしくはお釈迦様のように目をつりあげる動画」がネットにアップされていたことが問題視された可能性を指摘している。このビデオはジジの妹で同じくモデルのベラ・ハディッドがインスタグラムにアップしたものだが、後に「人種差別だ」と猛批判を受け、ベラはこれを削除していた。

しかし今回はパフォーマーとしてハリーが参加したこともあり、ジジにとって結果的には「良かった」可能性もある。というのもジジの恋人ゼイン・マリクは「ワン・ダイレクション」時代からハリーとあまり仲が良くなく、以前には『Us Weekly』の取材に対してこう語っていたのだ。

「正直に言うと、バンド時代もハリーとはほとんど話さなかったんだ。だから脱退した時も、関係が続くとは期待もしていなかった。そして、それっきりってワケさ。」

またジジ本人も「1Dよりゼインの曲が良い」と明かしたことがあり、ハリーとは互いに良い印象はないはずなのだ。せっかくの大きなショーに参加できなかった上に差別問題が再び大きく報じられてしまったジジだが、ゼインとハリーの確執を考えると「行けなかったことによるメリットも少しはあった」と言えるのかもしれない。

画像は『Gigi Hadid 2017年11月15日付Instagram「Beaming with pride to share the stage with such incredibly inspiring women last night!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)