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毒舌ぱどっく裏話 ブラジルGP編:話題となった武装強盗は毎年の事なんですよ……

2017年11月21日 12:41  AUTOSPORT web

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2017年F1第19戦ブラジルGP
ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。ブラジルGP編です。

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 やれやれ、今年も何とか生きて帰って来ることができた。ブラジルからのレポートを読まれた方々は、メルセデス、ピレリ、FIAのメンバーが現地で武装強盗に襲われたという話を、すでにご存知のことだろう。

 しかし、どうして今年はこの話を何度となく聞かされることになったのか、私にはいまひとつよく分からない。なぜなら、この手の事件はもうずっと前から、毎年起きてきたのだから。

 ともあれ重要なのは、今年も誰もケガを負わずにすんだことだ。マクラーレン・ホンダとピレリが翌週のタイヤテストを中止したのは、やや過剰反応ではなかったかと、私は思う。

 インテルラゴスへ向かう時、私はいつも着古した服を選んで、ひどい身なりをしている。レンタカーもわざわざ廃車寸前の古いクルマにしてもらい、F1関係者であることを示す駐車許可証のステッカーを貼りっぱなしにもしない。そうした手を使うことで、私は長年にわたって恐ろしい目には遭わずにすんできた。

 だが、リバティ・メディアとしては、こうした強盗事件が盛んに取り上げられることを、実は密かによろこんでいたのではなかろうか。このレースをカレンダーから抹消できれば、まさに万々歳だと彼らは思っているに違いないからだ。

 インテルラゴスのパドックは、彼らが考える適切な水準には達していないうえに、リバティにとっては招かれざる客のバーニー・エクレストンも必ず姿を見せる。しかも、彼はブラジルのレースプロモーターと深い関わりがあるという、もっぱらの噂だ。

 正直なところ、南米のグランプリレースは、そろそろ一新されてもいい時期に来ていると思う。最近では、リオ・デ・ジャネイロでの市街地レースの計画が、しばしば話題に上ってもいる。だが、より現実的な開催地候補をひとつ挙げるとすれば、私はブエノスアイレスのオスカル・ガルベス・サーキットと、素晴らしい思い出がたくさんあるアルゼンチンGPの復活を推したい。

続きはF1速報WEBで掲載中!

■相変わらず陽気なリカルド
 ダニエル・リカルドの愉快な言動は相変わらずだ。ブラジルのFP1で、彼はコースオープンの数分前から、ピットレーン出口にクルマを止めて待つよう指示された……
■ブチ切れトスト
 ルノーのエンジンは、自社のワークスチームのみならず、レッドブルでもトラブルが続発していて、特にトロロッソはこのところ悲惨な目に遭わされていた……
■リカルドのベッドイン
 さて、「ダニエル・リカルド・コメディアワー」に戻ろう。あるテレビ局の解説者が、彼に新しいエンジンの「ベッド・イン」はうまく行ったかという質問をした……
■この人誰だっけ?
 笑いを取る能力の高さでリカルドと勝負できるのは、おそらくキミ・ライコネンだけだろう。ご存知のように、キミはブラジルでも、このところ定位置となっている3位に入った……