今季のタイトル争いに敗れたベッテルだが、「今後もフェラーリで勝ち続けることが僕のモチベーションの源泉だ」と語る。
ベッテルは7月末のハンガリーGPに勝ち、選手権首位で夏休みを迎えた。しかしシーズン後半はハミルトンとメルセデスの優位が明らかとなった。さらにフェラーリマシンのメカトラブル、自身のいくつかのミスも重なってタイトル奪取はならなかった。だが最終戦アブダビGPを前にベッテルは、来季に向けてのポジティブな面だけを見ているようだ。
「去年あれだけ差を付けられたメルセデスに対し、今季はいい勝負ができた。それだけでもいい1年だったと思ってる。もちろんタイトル争いに敗れたことには深く傷ついてるよ。でもあらゆる分野で今年のフェラーリは大きく進化した」
「シーズンを通じてずっと改善し続けられたしね。この傾向は来年も続くだろうし、そのあともずっと戦闘力のあるマシンで走れると確信してる。僕の目的はあくまでフェラーリで勝ち続けることだ」