フェリペ・マッサが、F1引退後のプランの一部として、FIAにおいてブラジルモータースポーツ界の公式代表者の役割を担う可能性があるようだ。
今週末アブダビで開催される2017年シーズン最終戦をもって、マッサは36歳でF1を去ることになる。今後もドライバーとしてレース活動を続けていくことを希望しているマッサだが、引退後の具体的な計画を決めるのはまだ早すぎると述べている。
彼の母国ブラジルでは、マッサはFIA世界モータースポーツ評議会におけるブラジルの代表者に就任するかもしれないと報じられており、ブラジル自動車連盟代表のワルドナー・ベルナルドもその可能性を否定していない。
「通常、(連盟の)代表が世界モータースポーツ評議会のメンバーに自分自身を推薦する」とベルナルドはブラジルの放送局Globoに語った。
「だが、フェリペ・マッサは私がFIAにいるよりも役に立つかもしれない」
「火曜日に彼を招待した。それからヨーロッパに行く前に彼から電話があった。彼は父親や友人とも相談し、F1のためにもっとできることがあると考えていると言っていた」とベルナルドは付け加えた。