FIA GTワールドカップの予選レースに続きスタートしたWTCC世界ツーリングカー選手権のオープニングレース。前日赤旗が相次いだ予選では、クラッシュしたネストール・ジロラミ(ボルボS60 WTCC)が10番手だったものの、フリープラクティス2でエンジン交換をしていたため、ベナーニがポール、トム・コロネル(シボレーRMLクルーズTC1)が2番手、そして3番手に道上というグリッドになっていた。
これでレースは赤旗となり、そのまま終了。首位を走るベナーニがトップチェッカー。2位はコロネル、そして3位には最後までビョークのプレッシャーを防ぎきった道上が入り、嬉しいWTCCでの日本人初の表彰台を日本車・日本製タイヤとの組み合わせで獲得した。表彰式にはホンダの山本雅史モータースポーツ部長をはじめ、F3に出場する牧野任祐や、道上がアドバイザーを務めるF3のThreeBond Racing with Drago Corseのメンバーも集まり祝福した。