ハロウィンの喧騒が過ぎ去り、街にイルミネーションが灯り始めた今日この頃。ひしひしと迫り来るクリスマスの脅威に、"ぼっち"の間では早くも緊張が高まっている。
10月末、ガールズちゃんねるに「また今年もクリぼっちの予感」というトピックが立てられた。トピ主は「24歳一人暮らし」で、彼氏や友達はいないという。「今年もクリぼっちで一人で年越しになる予感な人居ませんか?」と仲間を求めるトピ主の呼びかけに、同じ境遇のユーザーが続々と集結していた。
「11月彼氏作りたい」とまだ希望を捨てていない人も
今年はクリスマスイブの12月24日が日曜日にあたるため、多くのカップルがデートを楽しむことだろう。しかし"ぼっち"にとっては、最も使い勝手の良い「仕事だから……」という言い訳を封じられる、過酷な日取りとなっている。トピック内でも「仕事してたい」「逆に仕事の人羨ましい」といった声が上がっていた。学生と思しきあるユーザーは、
「バイトでも入れようかな。イケメン店長を拝んで耐えよう」
と、あえて仕事を入れる作戦を発案していた。
また、「11月彼氏作りたいな」「私は今が頑張りどころ。もしかしたら人生初の彼氏とクリスマスっていうものが出来るかもしれない」と希望をまだ捨てていない人も。クリスマスまでに、無事に彼氏ができるといいのだが……。
ケーキバイキング、有馬記念……様々な「クリぼっち」の過ごし方
一方、すでに達観の域に入った"ぼっち"の先駆者たちからは、「30過ぎるとどうでもよくなるよ」「いつも一人だからね クリスマスだろうが誕生日だろうが関係なく」といった箴言も寄せられていた。
また「クリぼっち」を満喫すべく、早い段階から準備を始めているユーザーもおり、
「有名店を巡りまくって買い集めたおうちケーキバイキングほど楽しいものはないんだけど!あー楽しみ!」
「毎月小銭を貯めてケーキとオードブルの予約をしました!気を使わないクリスマスは最高です」
など、クリスマスを1人で楽しく過ごす魅力的なプランが提示されていた。
さらに今年は中央競馬の1年を締めくくるGIレース「有馬記念」とクリスマスイブが重なるため、「有馬記念じゃないかな?」「キタサンブラックが引退ですね」など、聖夜の大博打に乗り出そうとする競馬好き女子"UMAJO"の姿も見受けられた。
いつも以上に孤独が身に沁みるクリスマス。どうせ「クリぼっち」でいるのならば、そこらのカップルよりも有意義な時間を過ごしていたいものだ。