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声優・鶴ひろみさん逝去に悲しみ広がる ピッコロ役の古川登志夫さんは「哀しいニュースで迎える朝、ボロ泣きで始まる朝」

2017年11月17日 17:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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「それいけ!アンパンマン」(日本テレビ)ドキンちゃん役や「らんま1/2」久遠寺右京役などを務めた鶴ひろみさんが亡くなった。57歳だった。11月17日、産経ニュースなどが報じた。

報道によると、鶴さんは11月16日に首都高で、ハザードランプを付けて停止中の車内から心肺停止の状態で発見。病院に搬送され、死亡が確認されたという。死因は大動脈剥離と所属事務所が明らかにした。

「待ちに待ってたアンパンマンのオンエアが嬉しかったはずなのに」

ネットではファンや著名人から多くの追悼の声が寄せられている。声優の日高のり子さんはツイッターで「嘘でしょ…信じられない」と言葉少なに語る。

鶴さんと同じ青二プロダクションに所属し、「ドラゴンボール超」のピッコロ役で共演していた古川登志夫さんは「ブルマ。。。?!」と呟いた後、

「空が青い日だなあ。。。『沈黙の碑』~人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです~を想起する。。。哀しいニュースで迎える朝、ボロ泣きで始まる朝。。。ジワジワ。。。くるよ。。。」

と悲しみを露わにしていた。鶴さんは現在放送中の「ドラゴンボール超」でブルマ役を演じていた。

同プロダクション所属で、11月17日放送のアンパンマンで「とんかつぼうや」役で出演していた白石涼子さんも「待ちに待ってたアンパンマンのオンエアが嬉しかったはずなのに…な。。。」と、突然の死に呆然としていた。メロンパンナ役を務めるかないみかさんも「信じられない。胸が張り裂けそうです。いっぱい話したいけど。。。」とこぼしていた。

漫画家やタレントなどからも哀悼の意が表されている。でんぱ組の夢眠ねむさんは

「ドキンちゃんはもちろん、久遠寺右京が大好きで…最近ドラゴンボールのアニメを1から観てて、やっぱりブルマ最高だなぁっておもっていたところでした。鶴ひろみさま、素敵な作品をたくさんありがとうございました」

とツイッターでコメント。漫画家の永久保貴一さんも「翔子役を演じてくださいました、鶴さんの訃報が届きました。早すぎる死にただただ悲しみが溢れ言葉がありません。御冥福をお祈り申し上げます」と語っていた。

鶴さんの声で育ったという業界関係者も多い。アニメーターの小池智史さんは「ご冥福をお祈りします!。僕はドラゴンボールで育ったので鶴さんといえばブルマです」との呟きと共に、自身が描いたブルマの絵を投稿していた。

国内だけでなく、海外のファンからも追悼の声が聞かれている。鶴さんの所属する青二プロダクションのサイトにはアクセスが集中し、一時閲覧できない状態が続いていた。現在は解消されている。