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土屋太鳳、佐藤健のサプライズにニッコリ 『8年越しの花嫁 奇跡の実話』舞台挨拶

2017年11月16日 22:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月16日、丸の内ピカデリーにて、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、瀬々敬久監督らが登壇した。


参考:佐藤健×土屋太鳳『8年越しの花嫁』、back numberの主題歌を使用したスペシャルトレーラー


 結婚式の直前、病に倒れて意識不明となった花嫁を、8年間待ち続けた新郎。YouTubeに投稿された彼らの動画をきっかけに、“奇跡の結婚式”、“号泣する実話”として一躍話題となった感動ストーリーを、佐藤健と土屋太鳳のW主演で映画化した。


 会場に紙吹雪が舞う中、観客に“幸せの青いバラ”を配りながら、キャストらが登場。主演のふたりは、「皆さんに胸をはってお届けできる作品ができたと思います」(佐藤)、「中原麻衣さん(本作のモデルとなった花嫁)の大切な8年間を演じさせていただきました」(土屋)と挨拶する。感動作品ということで、他のキャストらも「ハンカチは持ってきたでしょうか? 必ず号泣すると思いますので」(北村)、「僕もボロ泣きしました」(浜野)、「新幹線の中で台本を読んで、まわりが引くぐらい号泣しました」(中村)と、それぞれ言葉を続けた。


 主演のふたりは、過去には実写版『るろうに剣心』でも共演しており、土屋は当時から佐藤のことを「健先輩」と呼んでいるそうだ。モデルとなったカップルに実際に会った際の印象について、佐藤は「西澤尚志さんは笑顔が素敵な方だった」と語り、自分は笑顔を作ることが苦手なため、うまく演じられるか不安だったと心境を吐露した。すると、すかさず土屋が「健先輩の笑顔も素敵ですよ!」とコメント。そんなまっすぐすぎる言葉に、思わず照れ笑いしてしまう佐藤だった。


 そして、『8年越しの花嫁』という作品タイトルにちなんで、スクリーンに佐藤と土屋の8年前の写真が映し出された。佐藤は20歳だった当時を、「芝居もまだテクニックが皆無だったので、気合という武器だけで戦っていました」と振り返る。対する土屋は、当時まだ14歳。佐藤も出演していたNHK大河ドラマ『龍馬伝』で坂本乙女を演じた写真を見ながら、感慨深そうな面持ちを見せた。


 今回の撮影では、花嫁が病に侵されていく過程で、役作りのために体重の増減管理にも気を遣っていたという土屋。そんな彼女に、佐藤からサプライズプレゼントで、青いバラとダイヤモンドリリーで作った花冠が贈られた。ダイヤモンドリリーには、“幸せな思い出、忍耐、箱入り娘”といった花言葉があるようで、佐藤は「土屋さんにぴったり!」と自信たっぷりにコメント。突然のサプライズに対して、土屋も「嬉しい! 幸せ者です」と満面の笑みで応え、作中のカップルさながらの仲睦まじさを見せた。(取材・文・写真=まにょ)