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キム・カーダシアン、今度は香水をプロデュース ネット販売がメインで大丈夫?

2017年11月16日 20:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

香りを確認できなくても売れるの? ネットで香水販売を開始したキム・カーダシアン
キム・カーダシアン(37)がプロデュースした香水が米時間15日に発売となり、その売れ行きが注目されている。

今年6月、自身が立ち上げた美容コスメブランド『KKW Beauty』(ケー・ケー・ダブリュー・ビューティー)で大成功を収めたキムが、今度は新たな香水ラインを展開した。

キム・カーダシアンといえば昨年、仏パリで強盗被害に遭っていたが、彼女はある方法で心の平穏を取り戻したという。

「あの事件が大きなトラウマとなって公の場から姿を消していたころ、私を心配する家族や友人たちがパワーストーン(クリスタル)を持ってきてくれたのです。」

常に世間の注目を浴びながら過密スケジュールをこなしてきたキムにとって、クリスタルの持つパワーに癒されつつ自分自身とゆっくり向き合う時間を持ったことは、再び心の平穏を呼び戻すきっかけになったという。

香水プロデュースという新たな目標を見つけたキム。今回の香水ラインもかなりの自信作のようで、その強気な販売手法にも注目が集まっている。

シンプルで美しいクリスタルをイメージさせるパッケージは、そのままオブジェとしても飾れそうな仕上がりである。自身が大好きだというクチナシの香りをベースに、「happiness」と「calm」をキーワードにしてプロデュースされたこの香水は、『Crystal Gardenia』 『Crystal Gardenia Citrus』 『Crystal Gardenia Oud』の3種類。いずれもローズとクチナシをベースにしているが、『Crystal Gardenia Citrus』はオレンジやレモン、サボンのさわやかな香り、『Crystal Gardenia Oud』はベルガモットやラベンダー、ムスクを取り入れた香りだという。

気になるお値段は、75mL入りのボトルが60ドル(約6800円)、30mL入りは35ドル(約4000円)となっている。期間限定でロサンゼルスの高級美容セレクトショップ『Violet Grey』(ヴァイオレット・グレイ)で販売されるほかは、全てオンラインでの販売となる。香水という嗅覚に訴える商品であるにもかかわらず消費者に実際の香りを確かめさせることなくオンライン通販に頼るあたり、キムの強気なブランド戦略が垣間見える。

完売と同時に発売終了予定という同シリーズ、今回は各種10万本ずつ合計30万本の限定販売だが、大小2つのサイズの平均価格は47.5ドル、完売すれば1425万ドル、日本円にしてざっと16億円の売上が見込まれることになる。果たして、前回の小顔メイク商品『Creme Contour & Highlight Kit』を凌ぐ新たな神話が生まれるのか、その動向が注目されている。

画像は『Kim Kardashian West 2017年11月15日付Twitter「Kkw Fragrance launch last night x Violet Grey」』『KKW FRAGRANCE 2017年11月13日付Instagram「Crystal Gardenia Citrus available in two sizes, 75mL for $60 and 30mL for $35.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)