元F1ドライバーで2015/16年のフォーミュラEチャンピオンであるセバスチャン・ブエミが、母国スイスの峠道をレッドブルRB8で走行する動画が公開されている。
ブエミは、2009~11年までトロロッソからF1に参戦。その後2014年にはWEC世界耐久選手権でトヨタとともにチャンピオンを獲得。またフォーミュラEでもチャンピオンを手にするなど、第一線で戦っている。
そんなブエミが、2012年のF1でドライバーズ/コンストラクターズの両チャンピオンシップを制したレッドブルRBで、スイス・ティチーノ州にあるゴッタルド峠を走行した。
天候などの関係から、走行は時間が限られたなかで行われたというが、ブエミは無事に全長12.7kmの曲がりくねった峠道をF1マシンで駆け抜けた。
走行後、ブエミは「スイスにおいて、レースというものは長年忘れ去られてきたものだ」と語っている。
「だから、スイス国内でF1マシンを、それももっとも美しい峠道で走らせるなんて最高だった」
「この経験は僕の記憶に残り続けるだろうね」