トップへ

ロエベのジョナサン・アンダーソン、ウィリアム・モリスの世界広がる限定店に登場

2017年11月16日 13:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

クリエーティブディレクター ジョナサン・アンダーソン Image by: FASHIONSNAP
「ロエベ(LOEWE)」のクリエーティブディレクター ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が約2年半ぶりに来日した。

 現在、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージではイギリス人テキスタイルデザイナーのウィリアム・モリス(William Morris)からインスピレーションを得たカプセルコレクションのポップアップを開催している。フロアはコレクションでモチーフとなったモリスの代表的な「いちご泥棒」をはじめとする柄を、壁紙やクッション、ゾウをかたどったアニマルのオブジェなどに採用。「モダンデザインの父」と呼ばれるモリスの空想的な世界観に今回のもう一つのテーマ「パンク」を掛け合わせた空間に仕上げた。 アンダーソンは16日、開店前にフロア視察のため来店。「ウィリアム・モリスは、1860年代に絵本やインテリアの概念を再定義した影響力のあるデザイナー。彼のデザインは今見てもとてもモダンに映る。コレクションでは当時"反逆者"的な立場だったモリスが『パンクと出会ったら?』というアイデアのもと、新しい種類のカモフラージュなどを表現した」とコレクションのインスピレーションについて語った。会場には山田優が姿を現し、アンダーソンが「素敵なスタイリング。僕のデザインスタジオで働いてほしい」と声を掛けるなど交流。また来店した滝沢眞規子や新木優子らとの写真撮影に応じた。ポップアップストアは15日からスタートし、21日まで開催。店内ではプリントの入ったウエアコレクションとレザーグッズを展開している。 また、アンダーソンの日本滞在期間中には「ロエベ クラフトプライズ 2017」の巡回展が21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で17日に開幕するほか、渋谷交差点の大型スクリーンではロエベのスペシャルムービーが放映される。
関連記事>>「ロエベ」ウィリアム・モリスの代表的な4柄からインスピレーション受けたコレクションを発売(2017年11月6日)