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ジョージ・クルーニー“大統領待望論”にジュリアン・ムーア「考えるのも耐えられない」

2017年11月16日 12:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジュリアン「ジョージが大統領? それはちょっと…」
不動産王として大成功するかたわら、リアリティ番組への出演や映画へのカメオ出演で顔を売りまくったドナルド・トランプ氏。同氏がアメリカ大統領になってからというもの、多くの国民が彼の傲慢な態度や品の無い行動を批判。その強引な政策にも不満の声があがり、弁護士を妻に持ち正義感が強そうな俳優ジョージ・クルーニーの政界入りを望む声が激増している。そんな中、女優ジュリアン・ムーアがインタビューに応じて持論を展開、「ジョージが大統領? そんなの耐えられない」と意外な発言で世間を驚かせた。

このほどジュリアン・ムーアが“ジョージ・クルーニー大統領”誕生に期待する声が増えていることに言及、『You』の取材に応じてこう述べた。

「エンタメ業界の人間が指導者になるという考えに、私は我慢ならないわ。」

そんなジュリアンの考える“理想的な大統領”とは…?

「政府内での経験がある人物よ。映画スターがアメリカ大統領になるだなんて、冗談でも言いたくはないわ。」

ちなみにジョージ・クルーニー本人も過去にインタビューに応じ、“国民が求めているもの”をこう分析していた。

「人々は様々な声や意見、そして情熱を求め、(大統領候補者に)期待を寄せるものさ。」
「でも僕はこう思う。トランプ大統領が証明しているのはコレ。セレブってだけでは、大統領の仕事はできないってことさ。」

また政界入りを期待され「ぜひ大統領になってほしい」という声も多いが、ジョージの考えは? 

「僕なんかより、ずっと資質や能力のある人はたくさんいる。」
「でも僕は支える側にならなれる。政策を考案するより上手にやれることなら、何でも手伝うことができるよ。資金集めのパーティーとかね。」

聡明な弁護士妻もいるジョージに期待する声が増える一方、ジュリアンのように「タレントに大統領は無理」という声もずいぶん増えている。それもトランプ氏が大統領になったからで、「次期大統領はタレントではなく国政の混乱を招かない“政治の専門家”がいい」という願いが背景にあるようだ。

トランプ大統領がホワイトハウスを去った後に国民が選ぶのは、話のうまいタレントか、それとも政治の専門家か。大統領の任期はまだ何年も残っているが、世論や国民の選択に今から注目が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)