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HYKE吉原秀明と大出由紀子が2017年度「毎日ファッション大賞」を受賞

2017年11月16日 00:53  Fashionsnap.com

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HYKE 2018年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP
2017年度「第35回毎日ファッション大賞」の各受賞者が発表された。大賞は「ハイク(HYKE)」を手掛ける吉原秀明と大出由紀子、新人賞・資生堂奨励賞は「ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)」のデザイナー中里唯馬、鯨岡阿美子賞はスタイリストの高橋靖子、話題賞には「アシックス(ASICS)」と「ギンザ シックス(GINZA SIX)」、特別賞は島精機製作所 の島正博 代表取締役会長が受賞した。

 大賞の吉原秀明と大出由紀子は1998年に「グリーン(green)」をスタートし、創立10周年を迎えた2009年春夏シーズンを最後にブランドを休止。約3年を経て活動を再開し、2013年秋冬シーズンから新たに「ハイク」を立ち上げた。ブランドコンセプトは「Heritage & Evolution(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)」。東京のファッションウイークに公式参加してショーを開催するなど、国内の展開を広げファンを増やしている他、ニューヨークのショールームと契約して海外展開にも乗り出している。
 毎日新聞社が主催する「毎日ファッション大賞」は、年間を通じてファッション活動で優れた成果を上げた個人や団体を顕彰する賞で、2017年で35回目。第1回の1983年大賞を獲得した「コムデギャルソン(Comme des Garçons)」の川久保玲をはじめ、過去の受賞者には日本が世界に誇るデザイナーらが名を連ねている。前回の2016年の大賞は「ファセッタズム(FACETASM)」のデザイナー落合宏理、新人賞・資生堂奨励賞は「プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)」を手掛ける今崎契助、鯨岡阿美子賞はデニムメーカー・カイハラの代表取締役会長の貝原良治が受賞。2017年度の表彰式は、11月29日にEBiS303で開催される。