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三陽商会「マッキントッシュ フィロソフィー」から都市型商業施設向けライフスタイルストア登場

2017年11月15日 19:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP
三陽商会が展開する「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」が、2018年秋冬から都市型商業施設等への出店を目指し展開するブリティッシュライフスタイルストア「エム ピー ストア(MP STORE)」を発表した。来年2月後半~3月にポップアップショップの出店を予定しており、2018年秋冬シーズンに50坪程度の広さの1号店出店に向けて現在交渉中という。2020年までに目標売上高20億円を掲げ、それまでに10店舗を展開したい考えだ。

 「エム ピー ストア」では、衣料品だけではなく服飾雑貨から生活雑貨まで幅広くラインナップ。生活雑貨からは、ステーショナリーとテーブルウエアを中心としたオリジナル商品や、アーティストとコラボレーションしたメッセージアイテムなど、"ついつい足を止めてしまうようなユニークな商品"をそろえる。服飾雑貨では、サブライセンシーのネットワークをフル活用し、超軽量折畳傘「Barbrella」やインナー・ソックスの「all day relax」といった各ブランドのアイコン商品を中心に8社11品目を扱う。
 衣料品は「エム ピー ストア」オリジナル商品をメインに展開。デイリーに着られる品の良いベーシックアイテムを、メンズとウィメンズで共通素材を使用して製作し、ジェンダーレスで提案する。またメインライン「マッキントッシュ フィロソフィー」のアイコニックなボンディングコートやレインコート、ブリテックシリーズなど、シーズン性のあるアイテムを投入し、シナジー効果を狙う。
 「エム ピー ストア」オリジナルウエアの価格帯は、コート・アウターが1万8,000円~4万6,000円、シャツ・ワンピースが7,000円~1万8,000円、ニット・カットソーが4,000円~1万8,000円、ボトムが9,000円~1万5,000円。出店する都市型商業施設の購買層を踏まえ、マッキントッシュ フィロソフィーに対して8割程度の価格帯に設定した。サブライセンスアイテムを含む服飾雑貨は、ソックスが1,000円~1,500円、傘が7,500円~8,500円、バッグが8,000円~3万3,000円、シューズが6,500円~2万3,000円。生活雑貨では1,000円以下のアイテムも用意する。これまで百貨店を主要な販路とし、中心顧客は30代以上の男女が中心だったが「エム ピー ストアをきっかけに幅広い方にブランドを知ってもらいたい」(担当者)とし、メインラインの新規顧客の獲得にも繋げたい考えだ。