SMPレーシングは11月14日、今週末にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるWEC世界耐久選手権第9戦の開催期間中の17日(金)、同地にてロシア初のLMP1マシン『BR1』を初公開すると発表した。
2018/19年のWEC“スーパーシーズン”にLMP1クラスから参戦する意向を示しているSMPレーシング。
ロシアのSMP銀行のサポートを受けるチームは2015年、同じくロシアに拠点を置くBRレーシングが製造したLMP2マシン『BR01』をELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズでデビューさせ、2016年にはWECにフル参戦した。
また、同年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのデイトナ24時間にスポット参戦し、ポールポジションを獲得している。
そんなSMPレーシングは2016年11月、パートナーシップを結ぶBRエンジニアリングに加え、イタリアの名門コンストラクターであるダラーラと提携して2018年に独自のLMP1マシンでWECに参戦することを発表。
1年以上の歳月をかけて開発が行われている新型マシンはすでにシェイクダウンテストを完了させており、来たる11月17日(金)、WEC最終戦の舞台となるバーレーンのパドックにおいて、その姿を初披露することがアナウンスされた。
なお、BRエンジニアリングでは今回発表する新型マシンについて、購入を希望するカスタマーに同型のシャシーを販売する用意があること、要望によってはモディファイに対応することも可能であるとしている。