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小松菜奈×大泉洋が28歳差の恋 『恋は雨上がりのように』実写映画化

2017年11月15日 11:21  CINRA.NET

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左から小松菜奈、大泉洋 ©2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 ©2014 眉月じゅん/小学館
眉月じゅんの漫画『恋は雨上がりのように』が実写映画化され、2018年5月から東宝系で公開される。

『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の『恋は雨上がりのように』は、怪我で陸上の夢を絶たれた17歳の女子高生・橘あきらと、彼女のアルバイト先のファミレスの店長で、小説家の夢を諦めた過去を持つ45歳の近藤正己が惹かれ合う様を描いた作品。単行本の累計発行部数は約175万部を突破し、2018年1月からフジテレビの深夜枠「ノイタミナ」でアニメ版が放送される。

陸上部のエースだったが、アキレス腱の怪我で走れなくなってしまう主人公・あきら役を演じるのは小松菜奈。あきらが恋をする、バツイチで子持ちの店長・近藤役を大泉洋が演じる。メガホンを取るのは『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』などの永井聡。撮影は11月から12月末にかけて関東近郊で行なわれる予定だ。

あきら役の小松菜奈は、大泉洋との初共演について「2人の絶妙な距離感や空気感を大泉さんと一緒に作り上げていくことに私自身とても楽しみです。プレッシャーはありますが原作の世界観をより大事に永井監督、大泉さんや共演者の方々と一緒に楽しく描ければいいなと思います」とコメント。

一方の大泉洋は同作について「オファーを頂いた時に『女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です』と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでしたが、原作を読ませて頂いて、“自他共にみとめる冴えない男”だと分かり『ですよね!』と妙に納得したものでございました(笑)」と明かしているほか、小松との共演については「2人の噛み合わない、もどかしいけれども可愛らしいかけあいを小松さんと一緒に作っていければと思います」と語っている。

■小松菜奈のコメント
このお話をいただいて原作を読ませていただいたのですが、人を好きになるって理屈じゃないなって純粋に思えた漫画に出会う事が出来ました。
最初は女子高生とおじさんの恋愛の話かなって思いましたが、読み進めていくと2人の成長物語のように思います。
微笑ましく、ちょっぴり泣けたり、大切な想いだったり、人を好きになる事だったり読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました。素直に伝えるって難しい事だけど、私が演じるあきらとして素直にまっすぐ伝えたいです。
そしてあきらが恋をする相手・近藤を演じる大泉さんとは今回が初共演になります。
2人の絶妙な距離感や空気感を大泉さんと一緒に作り上げていくことに私自身とても楽しみです。
プレッシャーはありますが原作の世界観をより大事に永井監督、
大泉さんや共演者の方々と一緒に楽しく描ければいいなと思います。

■大泉洋のコメント
最初にこの作品のオファーを頂いた時に「女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です」と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでしたが、原作を読ませて頂いて、“自他共にみとめる冴えない男”だと分かり「ですよね!」と妙に納得したものでございました(笑)
原作は登場人物の心理描写がとても丁寧で、人を愛する事の難しさや、自分の気持ちに素直になる事の大切さを考えさせてくれる素敵な作品だと思いました。
あきらの純粋過ぎる想いに、はじめは戸惑う近藤ですが、次第にその想いにどう応えていくのか、彼なりに必死に向き合っていく。
そんな頼りないけど、どこか憎めない近藤役を精一杯演じたいと思っております。
そしてあきらを演じる小松さんとは今回が初共演になります。
2人の噛み合わない、もどかしいけれども可愛らしいかけあいを
小松さんと一緒に作っていければと思います。

■永井聡監督のコメント
45歳のさえないオッサンに、17歳のクールな女子高生が片想いをする話。
同世代のオッサンである私でも倫理的にどうなの?と思う設定なのに、原作はとても可笑しくて、瑞々しく、澄み切った青空の様な読後感で、映画化の話が来る前から、眉月先生のファンでした。
小松菜奈さんの暴走に翻弄される大泉洋さんを楽しんでください。
そして、映画館を出た後に、少し走りたくなる様な作品にしたいと思います。

■眉月じゅんのコメント
脚本が既にキラキラと輝いて見えました。しかも店長役にあの御存知大泉洋大先生とあればもう…!
小松菜奈ちゃんのスカートがどれだけ短いのかも気になるところです。演者の方々はもちろん、永井監督のチャーミングさ溢るる楽しい映画になるのだろうと今からワクワクしております!